千葉労災病院　研修医ブログ

朝から大量の下剤を飲み始める研修医。 いったいこれから何が始まるのでしょうか。  

 おはようございます。 クリスマスの朝ですね！ 皆さんの枕元にプレゼントは届いていたでしょうか。僕は当直だったので枕元にはPHSがありました。社会人なんだなと改めて実感した気がします。 そんな当直ですが、当直した人だけが眺めることができる景色もあるので写真を載せておきますね。周りに高い建物がないからこそ見られる田舎の特権です！田舎ならではの良い所もたくさんありますよ！！ もちろん僕はこの後すぐに帰ります！明けですので！

恒例の画像診断レクチャーです。 日本の臨床医はその場その場での画像読影能力が求められ、救急外来などで手際よく診療を進めるためには正確な"診断"に至らずとも即座に"判断"できる必要があります。 この画像診断レクチャーでは、各回、放射線診断医だけでなく解剖を熟知した臓器別専門医を講師に招き、読影のポイントを教えていただけます。 研修医は日々の診療に直結する知識を、目の前の専門医から直に得て、臨床に適用する、さらにそのフィードバックを受ける、を繰り返し力をつけていきます！  

当院内科のラインナップはメジャー内科だけでなく腫瘍血液内科やアレルギー膠原病内科まで全科揃っています。 ふとICUを見ると血液内科ローテ中の1年目研修医が骨髄穿刺を実施していました。 国家試験で勉強したような珍しい病気の方も数多く診療されており、内科専門医研修の基幹施設としての充分な症例数がありますので、最近は内科志望の研修医も多いです。 好きなだけ"患者さんから学ぶ"ことのできる環境は、研修病院の必要条件と言えます！  

当院は現在増改築工事を行っています。 外来棟の拡張→患者動線の最適化や、県下最大規模の緩和ケア病棟、さらに大きなシミュレーションセンターや図書室、スーパーICUの開設、職員アメニティ向上のための多目的ホールや院内保育所などなど、、 もっと魅力的な構想も進行中のようですが、現時点でご紹介できるのはここまででしょうか。 2021年度末には概ね完成し、順次運用され始める予定ですので、その頃から研修医になられる方にはとても快適な病院になっていると思います！ ↓ごく一部ですが新棟予定地↓

 朝方、夕暮れ時は救急医療の魔の時間帯と呼ばれることがあります。 通勤時間で交通量も多く急いでいる方もいて、薄暗く視界が悪く交通外傷が増えます。さらに人々が活動し始める時間なので具合の悪い家人に気づいたり、朝まで我慢していた人が来院したり、、 この日も朝から救急車が多数来ており、警察車両もありました。事件か事故に遭われた方が搬送されたようです。 研修医はニュースになるような事案にも最前線で関わり、医学のみならず社会的な経験も積んでいきます。