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10月, 2020の投稿を表示しています

院内ハンズオンセミナー(外科的気道確保)

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教育推進委員会主催で院内ハンズオンセミナーがありました。 研修医に限らず、医師を対象にした技術研修です。 今回は外科的気道確保(輪状甲状靭帯切開)。 気管挿管もできない、バッグ換気もできない CVCI(cannot ventilate, cannot intubate)と呼ばれる 絶体絶命のときに、切り札となる手技です。 救命科の医師がインストラクターとなり、シミュレーターの喉を実際に切ってもらっています。 この講習のあった週に、なんと実際に2年目研修医が救急外来で実施する機会があったようです。 この日も研修医から診療科部長~副院長まで参加され、大盛況に終わりました。 当院ではこのような医師向け技術研修を毎月行っております。 増改築後には、シミュレーターを常設したシミュレーションセンターという 大きなスペースもできるようです!   一部画像はSmithsonian Institutionより転載

院内救命講習

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千葉労災病院は病院機能評価機構により、 患者中心の良質な医療を提供する病院として認定を受けています。 認定要件のひとつに、「全職員が救命講習を受けている事」が求められており 適切な感染対策の元、職員向け救命講習が再開されました。 研修医の中にもBLS/ACLS, ICLSなどの資格を所持している医師がいますので、こういった場面でインストラクターをしてくれたりします。 病院内での急変のときにも、”AED”は大変重宝します。 貼るだけでモニターと除細動器を兼ねた働きをするなんてとっても優秀ですよね!  

プライマリケア勉強会 胸痛

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毎週金曜日はプライマリケア勉強会。 今回はcommon & criticalの代表で 臨床医なら避けては通れない症候、胸痛でした。 研修医が経験した症例を簡単にプレゼン、共有し、 そのときの思考過程、判断などを、 クイズ形式だったり、グループワーク形式だったり 時に学年対抗で議論したりしています。 発表者の仕込みが上手だととても盛り上がります! フロア側も「こういう時どう考えてどうするか」を 疑似体験しつつ、実際はどうだったかを共有することで 臨床力がぐんぐん上がっています。  

重症外傷→CPA

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朝から重症外傷が2件とCPAなど救命症例が立て続けに搬入されています。 研修医2年目が診療リーダーとなり、搬入前の情報を元にブリーフィングを行い、予測される経過やそれに伴う処置などを共有しています。 救急医は総合マネージメントにまわり、全体を統括します。 切迫するDの症例もエアウェイスコープを使って難なく気管挿管し、頸椎保護と気道確保を両立することができました。  

臨床病理カンファ(CPC)

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千葉労災病院は内科専門医研修の基幹施設ですので年間5回以上のCPCが開催されます。 今日は臨床研修医が血液疾患症例の臨床経過を発表し病理医より所見の解説をいただきましたが大変興味深い内容で時間を忘れて聞き入ってしまいました! 「なるほどそういうことだったんだ!」 とClinical Questionsの答え合わせができ、臨床へのフィードバックにつなげることのできる貴重な機会です。  

ECMO@救急外来

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なにやら救急外来が慌ただしくなっています。 ECMOを使ったECPRの準備をしているようです。 この時期になると2年目研修医が主戦力となり、救急医の指揮下で救命治療が行われます。 他科ローテ中でも時間があれば貪欲に救急を手伝ってくれます。医療の質はあがり、研修医自身の経験と実力もつく、さらに1年目にその背中を見せることで次に繋がっていきます。  

A-line

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千葉ろうさい研修医の御家芸、A-line確保です。 わずか1mm径の動脈を約30mmに拡大視して狙っております。 ICUには千葉県でも2台しかない、最新鋭のエコー機器があります。 動脈穿刺のみならず末梢ライン確保においてもエコーガイド下で行うことも可能となり、成功率を高めると同時に合併症を減らし安全性を確保することができます。  

朝プレゼン

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おはようございます。救急科ヤノです。 ICUでは研修医のプレゼンで多職種カンファを行い、1日が始まります。1年目の先生が、2年目の指導を受けて、初めてのプレゼンに臨もうとしてます。 はたして、ごくわずかな?はありましたが、おおむね問題なく、認識の共有と方針確認ができました。

ACLSプロバイダーコース

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研修医1年目の結城です。新米の季節になりましたね。最近新しい炊飯器をゲットしたので、なおいっそうお米が美味しいです。体重計は久しく乗っていませんが。 さて、千葉労災病院の研修医6人で、10/3,4の土日にACLSプロバイダーコースを受講してきました。コロナの影響もあり最近再開されたばかりなのですが、関東の枠はもう埋まってしまっていたため、少し遠くまで旅行…ではなく研修に行ってきました!(とんこつラーメン美味しかったナ) 最初の方は照れもありみんな言葉少なでしたが、講習が終わる頃にはいろいろな指示や確認の言葉が飛び交うなど、臨場感があって楽しかったです。また、講師の先生がオリジナルのスライドや症例をたくさん提示してくださって、とても有意義な2日間でした。 今回学んだことをしっかりと身につけ、救急外来などで生かせるように頑張ります!