重症症例が続きます



最近は内因性疾患から外傷まで最重症例が立て続けに搬入されて来ます。
病院も満床続きで院内総力戦の様相。

この日も重症外傷により心肺停止となった方が救急外来に搬入されて来ました。
研修医が気道管理。
困難気道症例であったため即座に輪状甲状靭帯切開術を実施、さらに骨髄輸液路確保。
先日院内ハンズオンセミナーで習得した手技そのままです。
救急医はその間に左前側方開胸し、下行大動脈を遮断。血液を脳、心臓、肺などのある上半身に集中させます。
さらに心嚢を開けて心損傷/タンポナーデを否定しつつ、直接心臓を鷲づかみにして心マッサージします。
研修医も術野に参加し心マを交代したり出来ることを手伝っていました。

千葉ろうさい研修医は日々現場経験を重ね、ぐんぐん成長していきます。


 

コメント

このブログの人気の投稿

生まれ変わる千葉労災病院

♪業務連絡

みんなの居場所